【解決事例9】裁判で使途不明金の返還請求を行い、解決できた事案

[依頼背景]

XとYは兄弟でしたが、両親の近所に住んでいたYが両親より財産管理を委託されていました。

 

両親の他界後、Yから、預託金の使途の説明を受けましたが、内容が極めて不十分なものであり、多くの「使途不明金」が疑われました。

 

また、当事務所の調査で、Yが、両親が亡くなった後に、無断で、両親名義の預貯金を引出していたことも判明しました。

 

 

[弁護士の関わり]

Yは、当事務所からの照会(手紙)に対しても一切回答しなかったので、やむなく、訴訟提起をし、判決で、返還命令が出されました。

 

しかし、それでもなおYは支払いに応じないため、Yの財産調査を行い、差押え(強制執行)を経て、全額を回収できました。

 

[担当弁護士の所感、事件解決のポイント]

親族間の裁判は、できれば避けたいと思うのが心情ですが、しかし、相手が不誠実に全く対応しない場合には、裁判もやむを得ません。

 

弁護士は、相手の回答内容や協力姿勢を踏まえて、いずれの方法をどのタイミングで選択するかを考えます。本件では、相手が全く協力する姿勢を示さず、調停での実のある議論が期待できなかったため、速やかに訴訟提起をしました(結果として、相手は裁判でも真摯な対応を取らなかったので、訴訟を選択したことで早期の解決に繋がりました)。

 

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この記事の監修者について

アイリス仙台法律事務所 代表弁護士 関野純 (仙台弁護士会所属 登録番号35409号)  

専門分野

相続遺言、交通事故

経歴

秋田県出身。千葉大学卒。2005年に司法試験に合格。司法修習を経て、2007年に仙台弁護士会の弁護士に登録。仙台市内の法律事務所に勤務後、2011年に事務所(現・アイリス仙台法律事務所)を開設。直後に東日本大震災が発生し、事務所は一時休業になるも、再開後は被災者の再建支援、相続問題や不動産の賃貸借トラブルを多く依頼される。 現在は弁護士2名、スタッフ3名の事務所の代表弁護士として活動している。また、仙台市内で相続問題や家族信託に関するセミナーの開催や相談会の開催など、地域の高齢者問題に積極的に取り組む。
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